11月24日

さて最終日。古是氏と若社長は大連で研修生の面接が終わり、青島に向かってる。
大連では外国人禁止の旅順港に入り、施設などを見学したと言う。
旅順港にはロシア海軍の空母が入港してる。
私は古是氏に頼まれた用事で再びタンク博物館に向かった。
運転は紅旗で案内は高君だ。
博物館は休刊日だったが、その日の責任者に面会を求め日本からのツアー客が来たら、
専門家のガイドを頼んだ。
ここは来館者が少ないので歓迎すると言って確約してくれた。
ここでの注意点は使い捨てカメラでその将校(少尉)をフレームに入れたら、
カメラを没収されたから、行く人は軍人の撮影はしないことだろう。

ランチは前と同じレストランに行き料金は全部実費で私が払った。
同行者に『軍事家』編集者が一緒で、
彼は通県の民兵射撃場に新しい博物館が出来たので案内すると言う。
午後はまだ時間があるので行って見ることにして、約二時間ほど市内を通り抜けて走った。
市内の北に伸びるモノレールをかすめ、高速道路を走ったり始めてみる景色だ。
2008年の北京オリンピックに向けて近代化が非常な勢いで進んでいるんだ。
車中ではモデルガンの話で運転手から編集、それに高君も盛り上がっている。
ガンマニアは何処にでも居るんだな。
昔馴染みの通県の民兵訓練所に半分迷いながら到着した。
昔は畑が続いていたのに、今は新興住宅街が続いており、所々に高層マンションが建っている。
中国じゃないな。

通県の民兵射撃場の知っている建物は食事をしたセンターだけで、あたり一面が住宅街だ。
スッポンの養殖池が埋め立てられて通県民兵ナントカ博物館になっている。
ここも休館日で入館は不可能だったが、わき道から裏の展示物が見えた。
野砲が見えるし人工的に作った盛り土の上には日本軍の大口径の陣地砲があった。
形式は判らない。
施設の中には大量の日本軍の兵器が展示してあるそうだ。ここもツアーにはいいかも知れない。

やっと大急ぎの仕事が終わった。
紅旗の運転手には500元これは子供にと伝えプラス100元を払った。
子供にモデルガンを買ってやったと話してるので、将来の読者に違いない。
(現在のレートで1元は13円、十年前は1元20円だったがインフレなんだろうね)
運転手は明日の空港までは150元でサービスすると言う。
言葉は違っても仲良くなるのはいいもんだ。
翌日に空港まで送ってくれた運転手は、これプレゼントとウーロン茶をくれた。

高君は先生の本が出たら北京に家を買えと進める。
北京に第二婦人イイヨと笑って言うが・・・・一瞬心が揺れた。
夜は高君とホテルそばの鍋専門の食堂に行った。
肉と白菜の単純な鍋だけど美味しかったし、紹興酒もいけた。
前日の上海風レストランの三年物紹興酒は尖ってたが、これは同じ三年物でもまろやかだった。
あの店の三年物はきっと一年物だと高君と意見が一致した。
高君には日本で買った写真週刊誌『フライディ』で中綴じは破ってないのを渡した。
コレ我が国ではイケナイけど、ボクはいいよ。と懐に収容した。