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歴史群像新シリーズ


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これは完成画面です。
前景の草をペンで描きながら背景を筆で描いて
戦車に被らないように注意します。
で、戦車もペンで描き出します。
キャタピラが一番面倒で大嫌いです。
写真を参考にしてますが日のあたり方など、
日射方向に注意が必要です。当たり前ですねw 砲身は中心線を入れて、これからズレないようにします。
砲身の丸みの表現は日頃の注意とデッサンで
ヘマしないようにする事も重要です。
また砲身の先端マズルブレーキや砲身の太さに変化をつけて、
遠近感と迫力ある画面作りも常に研究しないといけません。
砲身の影などは絵を立体的に見せる重要な要素です。
影を強くするか弱くするかで、全体のバランスと影響も考えます。

この表紙は原画をコピーしそれからスキャン取り込みしてあります。
コピーの段階で暗めにプリントしました。
11月20日頃に発売の表紙と比較すると判るでしょう。
画面手前の草は手前になるほど簡単にすべきでした。
表現がクドイです。
勉強不足の証拠ですね。


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