小林源文の
 イラスト講座

 

イラストレーターを目指す皆様へ


今現在、日本の出版界はイラスト(挿し絵)の分野では最悪の状況になっています。過去において週刊誌の登場でプロの絵描きさん多数が消滅して、質の高い何人かのイラストレーターが残っただけです。そのセンセイ方も結構な年輩なのです。

はるか昔、私がガッケンのX図鑑をやったときに担当編集が、将来は図鑑などのイラストレーターが不足しますと言っていました。その言葉を現在考えると、かなりの先見の明を持ったものだと思います。優れもののイラストレーターは一夜では育ちません。試行錯誤と経験を積んで10年はかかるでしょう。才能は自分で造り、自分で磨くものです。

誰でも構いません、最初はデッサンから始めて下さい。焦らないでゆっくりと本当の勉強に努めて下さい。そして10年後、「安かろう悪かろう、メカは書けるが人は書けない」ようなカット屋ではなく、本物のイラストレーター(挿し絵画家)になって下さい。出版界は優れ者を待ってます。また、2年や3年で挫折せずに続けましょう。諦めずに続けるのも才能ですし、絵が書ければ劇画への展開も可能性が出て来ます。

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